通常総会の延期について

例年3月に決算を迎えるマンションや団地においては、5月に通常総会を開催するところが多いのではないかと思います。

 

しかしながら、現在は新型コロナウイルスの影響で5月の通常総会開催をどうするべきか頭を悩ませている管理組合様も多いのではないでしょうか?

 

5月に通常総会を開催するか否かは遅くとも今月中の理事会で決定しなければなりません。

 

この通常総会開催の判断についてでございますが、私個人の見解といたしましては、書面(議決権行使書や委任状)により通常総会を無理やり開催してしまうよりは、通常総会の開催時期を延期する方向が良いのではないかと思っております。
(法務省からも通常総会の延期は可能との認識が示されております)

 

その理由は簡単、マンションや団地における通常総会は年1回しか開催されない大切なものであり、管理組合員の中には
通常総会の場において意見をしたい方もいらっしゃると思われるからです。

 

特に大きな問題を抱えている管理組合様や、管理会社との関係が上手くいっていない管理組合様は絶対に通常総会を直接開催すべきと考えます。

 

色々と大変な時期であり、書面によってでもさっさと通常総会を開催し、新しい役員に管理組合の運営を引き継ぎたいと思われる役員様も多いかもしれません(今期で退任する場合)が、ご自身が住まわれているマンションや団地のためです。

 

あと少し頑張っていただけたらと思っております。